2011/09/21
6月13日にスタートした基礎演習科6か月コースは、「あっ」という間の前半が過ぎました。
ビジネス現場で活躍するために学習した知識と基礎技能は、おおよそ次のようなもの。
①理論に基づいたコミュニケーション技法 ②プロのビジネスパーソンとして備えるべき職業意識
③自分をしっかりと見つめる自己理解 ④相手を尊敬する真意とその必要性、といったワーキングガイダンス。
また、ビジネス現場では絶対要件とされているICT活用技能のうちの
⑤日本語文章の「表記・表現力」と「読解・聴解力」の向上、⑥文書処理(Word)
⑦数値処理(Excel)⑧提案・提示業務(PowerPoint)といったソフトウェアの徹底習得を目指しました。
受講者の皆さんは、これらの知識と技能向上のため、講義終了後も「節電教室」で
「汗ふきふき復習」に余念がありません。
後半は営業や事務処理、パソコンによるデザイン作成などの実務演習に入ります。
前半で身に付けた基礎力がどれだけ活かせるか、楽しみです。
ワークショップで活発な議論
相手に、自分の意図や意志を確実に伝えるためには、相手の意見にも
しっかりと耳を傾けなければなりません。よく言われる「傾聴」です。
ただし、この傾聴も単に「聴く」だけではなく、相手が話しやすい雰囲気を醸成することも
需要なポイントです。
ワークショップでは、表現法(パフォーマンス)や傾聴法(クール・ヒアリング)、
合意形成(コンセンサス・ビルディング)の方法などを実践的に学んでいます。
当初、自分の意見をはっきり表明できなかった何人かの受講生も、回を重ねるごとに仲間から
「よく言うよ・・・」などと言われるまでになりました。
さらに論議を重ねるうち、沈黙や熟考(クール・ジャッジメント)といった作戦(レトリック説得)
もきわめて重要だといった理解が高まっています。
コミュニケーション技法の一つである「アサーション」は、一般に断定とか断言、主張などと、やや強い表現で和訳されていますが、本来は「相手のことを配慮したうえでの
爽やかな自己主張」という意味。相手も自分も大切にするというコミュニケーションです。
お互いが率直な意見を出し合えば、相手の意見に賛同できないことが出てくることもあるでしょう。
そのときに、攻撃的に相手を打ち負かしたり、非主張的に相手に合わせたりするのではなく、
互いが歩み寄って一番いい妥協点を探る、これをアサーティブなあり方と言います。
最適な妥協点、すなわち合意(アグリーメント)を目指すための重要な手法なのです。
このようなワークショップを重ねながら、社会生活を送るうえできわめて重要な「社会的行動技術」の「修得」にも励んでいます。