厚労省「正規雇用労働者育成支援奨励金制度」の有効活用

研修風景

今年度、厚生労働省(長野労働局)が実施した「正規雇用労働者育成支援奨励金制度」は
県下でも大きな関心を集め、申請の受付開始後まもなく予算到達で締め切られたほどでした。
地域の事務サポートを担当した上田商工会議所は、
「東信地域でも、社員研修のまたとないチャンスと見て、受給申請をした企業が多かったようだ」
と分析しています。

 当社教育事業部は、OJTとOFF-JTを併用する当制度のうちのOFF-JT分野を担当しました。
研修対象は小諸市の介護施設の管理職20名で、『介護スタッフ管理職等スキルアップ研修』を
メーンテーマとして、毎月1回、1年間の予定で5月にスタートしたものです。

 主な講義は、当社の「OJTプライマリー(基礎)研修」をベースに、部下や後輩を育成する立場の
中堅管理者が備えるべき指導知識や技術の基礎を習得する内容。
1回2時間、合計24時間に 
・指導者とは ・職業人意識と職場規律の理解 ・自己理解と他者理解 ・管理者の部下掌握技術 
・コミュニケーション技能 ・日本語による正しい指導 ・一流社会人の行動規範など、
多岐にわたるコンテンツを1回または2回完結で学習しています。

 10回目からの終盤を迎えて、受講者の多くは、新たな管理知識や指導技能などを補えたことで、
さらに高いマネジメント技能を目指そうと意気込んでいます。

 介護施設の教育担当者と教育事業部では、制度終了後に共同して上級コースを立ち上げようと、鋭意検討を進めています。施設経営側は今回の奨励金制度活用をきっかけに、企業内教育システムの構築に向けた本格的な取り組みを目指すと話しています。

 現在当社では、国の予算化が見込まれている来年度の各種人材育成助成金・奨励金を活用する
研修プログラムを全社上げて創案中で、制度実施にあわせて逐次これを提案してゆくこととしています。
また、日本商工会議所と上田商工会議所でもこれらの制度を活用するための支援体制づくりを強く推し進めていて、十分な協調体制も出来あがっています。

 助成金等を活用する研修企画にご期待ください。


教育事業部 主任講師
橋詰 徹夫