お知らせ

レールがあるようでレールがない人生

つい先日、成人式の場に立ち会う機会がありました。大半の方が学生です。
在学中まで生まれてから約20年間はレールが引かれレールの上を歩いてきた人生です。それが、卒業と同時にレールがあるようでレールがない世界へ突入しようとしていきます。今までは会社に入社し働き、結婚をして家庭を持ち、そして子宝に恵まれ家を買いそこで人生を営む。いわゆる『普通』とされてきた人生を歩める方はわずかな時代へとなりつつあります。

それは、皆さんの周囲や手元にあるインターネットやスマートフォンが社会の仕組みを大きく変化させているからです。みなさんお気づきかも知れませんが、
世界中の頭の良い人が、新しい技術を研究開発し、世の中を変えていっています。今までは大学を卒業すれば良かったかも知れませんが、恐らくこれからはそうではありません。
日本が23時39分の頃、NYでは09時39分、ロンドンでは14時39分、ミュンヘンでは15時39分、ニューデリーでは20時39分と、世界中の才能豊かな人間が今のインターネットやスマートフォンを開発し、現在では24時間365日と世界中の人と自由自在に繋がり、その道具を使うことで様々な情報を得て素晴らしい知識を授かることも可能となりました。ですが、今後は得た情報を自分なりに真剣に考え、咀嚼して脳内の情報を整理して再度確認し取捨選択し、常に努力していくことがとても重要となります。
戦後、日本は何十年もかけて高度経済成長時代を得て世界経済大国1位・2位となり非常に豊かになりました。ほとんどの方は、日本が貧しかった頃の時代を知らないと思います。ですがグローバル化した結果として現在、タイの首都バンコクに日本の所得は抜かれているのも現実です。それは、豊かな事が当たり前だった時代に終わりを迎えることを意味します。
そして、今度はインフラが整っていない多くの国へ、基地局ができ携帯電話が100ドル以下で供給され、世界中の奥地の人々が最高峰の知に触れることができます。優秀な人はそこから知に触れ、高みに上っていきます。それは、働くみなさんの競争相手が国内ではなく世界を意味します。その中で、卒後も常に情報に触れ努力を続けてきた人間のみにレールがあるようでレールがない人生を歩み進めて行く事ができるのだと思えます。

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