【私の移住×仕事】episode⑨~20代でUターンして手に入れたキャリアアップ、 そして自分のペースで歩める毎日
―神奈川県から単身でUターンされたMさんのお話―
取材時27歳とは思えない、 落ち着いたたたずまいのMさん。
大学入学を機に上田を離れ、 卒業後も神奈川県に住んでいたMさんは、 2024年9月に上田市にUターン。 上田市が実施している若者向け就職サポート事業に参加したのち、 現在はITシステム系企業で営業職としてご活躍中です。 Mさんが20代後半のタイミングでUターンを決意した想いや、 移住にまつわるあれこれについて、 お話をうかがいました。
人の多さや忙しなさのない暮らしを求めて
大学卒業後も神奈川県に暮らし、 倉庫でのピッキング作業などに従事していたMさん。 自宅から職場までが遠く、 片道2時間の電車通勤を2年半ほど続けていました。
「以前からいつかは地元である上田市に戻りたいとは思っていたんです。 日々の満員電車通勤や、 都会の人の多さが嫌になり、 上田に戻りたいという気持ちが本格的に強まっていきました。 」
たまに上田に帰省した時に感じる街の雰囲気、 忙しなさのない、 のんびりと時間が過ぎていくような感覚に心地よさを感じ、 ついに上田に戻ろうと決意したといいます。
「上田市は都会と田舎の中間で暮らしやすく、 都心部へのアクセスも良い。 そんな利便性もUターンのハードルを下げる要因だったと思います。 」
生まれ育って住み慣れた上田へのUターンだったため、 環境面での大きな不安や課題はありませんでした。 逆に当時の生活に不満があったことから、 Uターンすることには期待が大きかったといいますが、 「関東で通用せずに戻ってきた」と思われるのではないか…など、 周りの目が気になったことも。
そんな日々を経て、 上田に戻って1年ちょっと。
今では改めて、 人が多すぎないことや、 人々に余裕があって人と人とのつながりが温かいことに過ごしやすさを感じ、 ここでなら焦らずに自分のペースで生きていける、 そんなふうに思えるそうですよ。
将来的にも長く生かせるスキルを身につけたい
上田に戻ってからの就職活動には、 そもそも求人数が少ないのではないか? 希望する職種や、 自分に合った仕事があるか? これまでの経歴で思ったような就活ができるのか?など不安もあったそう。 また、 順調にキャリアを積んでいる学生時代の友人に対して焦りを感じてしまうことも。
そこで、 相談していた転職エージェントの担当者から紹介された上田市の実施している若者向け就職サポート事業「わかいこはたらこプロジェクト」※を活用して進めることにしました。
※2025年度からは「キャリラボUEDA」としてリニューアルされています。
「わかいこはたらこプロジェクト」は社会人として、 長く安定して活躍するための考え方や心身の整え方、 コミュニケーションスキル等を幅広く学ぶ座学研修と、 実際に就職を希望する企業での職場研修(OJT研修)。 およそ2か月間の研修期間を、 キャリアコンサルタントやキャリアコーチが伴走する、 というもの。
このプロジェクトに参加して、
「研修生それぞれの適性に合った職場を提案してもらえました。 また、 同世代の仲間と共に研修に参加できたことも良かったです。 」と Mさん。
現在は上田市内のITシステム系企業で営業職として勤務、 大手ドラッグストアチェーンにITシステムの導入支援を行う業務に従事しています。
最近、 若い方で営業職を希望する人は少ない印象ですが、 抵抗はなかったのでしょうか?
「抵抗はなかったです。 営業スキルを身につけておけば、 将来さまざまな形で役立ちそうだと思い、 チャレンジしました。 」


現在のお仕事は県外への出張も多いそう。 出張先でいただくグルメも仕事を頑張る活力に。
現在のお仕事について、 なかなか難しい業界ですがその分やりがいがある、 とMさんは言います。
「今まで関わる機会のなかったような大企業の重役と直接話すことができたり、 そういった方々の仕事を見ることができたり。 中小企業とはまた違う、 大企業で経営に近いポジションにいるからこそ持っている視座を間近で見聞きできることは、 すごく貴重な経験だと思いますし、 とても勉強になります。 」
“一時的ものではなく、 長期的に生かせるスキルを身につけたい” というMさん。 お話をうかがって、 20代とは思えない視点にとても関心しました。 やりがいが大きいという他にも、 融通が利きやすく働きやすい、 というのも今のお仕事に満足しているポイントだそう。

会社の方々と、 長野市の湖のほとりでBBQ♪
移住して自分の時間が増え、いろいろなことにチャレンジ
移住後の暮らし、 いかがですか?
「のどかですね(笑) 移住前より通勤時間が大幅に減って “可処分時間” が増えたので、 1日が長く感じます。 また前職はフィジカルワークだったため、 仕事が終わると疲れてしまって…仕事が休みの土日もぐったりしていて、 なかなか自分のために使う時間が取れませんでした。 今はデスクワークなので、 終業後の肉体的な疲労はかなり軽減され、 平日の終業後もフィットネスジムに行ったり、 勉強の時間も取ることができています!」
現在は、 終業後のジム通いで体作りのほか、 宅地建物取引士(宅建)の資格取得を目指して勉強中。 趣味のゴルフを楽しんだり、 会社の先輩方と初めてのハーフマラソンにも挑戦したそうですよ。 そのほかにも、 今後いろいろなことにチャレンジしたいと話すM さん。


初ハーフマラソンに参加(左)。 2025年ニューオープンしたサウナ施設は最近のお気に入りだそう♪(右)
現在の会社に就職して間もなく、 彼女もできたんだとか♡
仕事もプライベートも充実している毎日が目に浮かびます。
彼女さんとは長野県内や東京などで楽しい時間を過ごしているそうですよ!


彼女と訪ねた善光寺の大仏(左)、吉祥寺で食べたパンケーキ(右) 微笑ましい♡
晴天率が高く、 夏は関東圏よりジメジメしていなくて過ごしやすい、 暮らしにお金がかからない、 というのも移住して良かったと思えるポイントだそうです。
今後の夢や展望はありますか?
「祖父が不動産業に従事していたことから興味を持って、 宅建の資格取得にチャレンジしています。 期限付きの目標を立てて勉強をするのは、 やり遂げた時に達成感があるので好きです。 」
自分のペースで落ち着いた生活を送りながらも、 さらなるスキルアップを目指し努力を続けるMさん。 今後がますます楽しみです!

お料理男子でお菓子作りもお好きなMさん。 ご自身で焼いたパンケーキも美味しそう!
移住は“新たな人生の第一歩”
Mさんにとって、 移住・転職とは?
「新たな人生の第一歩、 ですね。 人生100年時代なので、 いろいろな場所に住んでみるのもいいかもしれません。 」
確かに、 Mさんは移住によって仕事も、 生活スタイルもがらりと変わりました。 まさに “新たな人生の第一歩” になりましたね!
そして、 環境を変えれば人間関係や生活スタイル、 またそこから広がる未来だってきっと変わる。 その時の自分にフィットする場所に移り住むのも今後の生き方としてあり、 かもしれませんね。 ちなみに、 Mさんが今後住んでみたい街は、 一度訪れた際にとてもきれいな街並みが印象的だった「スペイン」、 学生時代に住んでいたことがあり、 とてものどかで住みやすかった「神奈川県」だそうですよ。
移住成功のために
Mさんの考える “移住成功のために必要なこと” を聞いてみると、 3つの力を挙げてくれました。
① まず経済力!
引っ越し代や家賃などいろいろ費用がかかります。
② 次に適応力!
地域になじみ、 円満な人間関係を構築するため。 はじめからクセ強なのはNG。 強い個性は環境に馴染んでから表現するのがおすすめ。 折れるところは折れることができる柔軟性も大切。
③ 仕事に関しては、 良い就職エージェントを見つける力!
自力での就職活動より可能性が広がるかも。
また、 ご自身はUターンでしたが、 「Iターンの場合、 上記の3つのポイントのほか、 初めて暮らす場所の治安の確認、 また環境の変化に対応できなかった時に、 次のアクションを起こすモチベーションがあるか、 もポイントになりそう」とお話しくださいました。
地方に移住したら、 Uターンしたら、 ゆとりのある暮らしと引き換えにキャリアは諦めなくてはならない。
そんなふうに思われる方が多くいるかもしれません。
ところが今回お話をうかがったMさんのように、 環境を変えることでキャリアアップも、 そして叶えたい暮らしも手に入れるケースが少なくありません。
転職エージェントからの紹介で参加した研修で満足のいく仕事に巡り合い、 そこから良いループが回り出したように見えるMさん。 公私ともに充実したご様子を見ると、 ご自身の努力はもちろん、 周囲のサポートをうまく活用すること、 ここぞという時に良い流れに乗れるフットワークの良さも大切だと感じました。
シードジャパンでは上田エリアへの移住を希望される向けの転職サポートサービスを実施しています。
費用は一切かかりません。
\上田市への移住をご希望の方/
上田市が実施している移住希望者向け就職サポート事業のご紹介です。
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